専務 崎村豊さん
創業 1995年 社員の安全・健康第一に 地域に貢献できる企業をめざす
■■現場詳細■■ 福岡県飯塚市下三緒 緊急維持掘削工事 河川に堆積した土砂を整備して川の流れを良くする工事。 【施工面積】35,000m² 【施工土量】切土 10,500m³ 【ソリューション】ドローン測量 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 崎村組 専務 崎村豊さん 今回、この現場でICT建機を使用してみたいと思いました。以前セミナに参加したことがあり、このような機械があることを知っている程度でしたが、ネットでICT建機を検索してみるとコマツの名前が最初のほうに出てきて、あっ!と思い出し、スマートコンストラクションの担当者に連絡し、ICT建機について詳しく説明を受けました。セミナでの体験もあり、スマートコンストラクションに興味が沸き、他と比較することなく導入を決めました。
■■導入効果■■ 崎村組 専務 崎村豊さん この現場は、曲線カーブの角度を合わせるのが難しい現場でした。従来では横断を入れて図面を作成するところを、ドローンによる3次元起工測量によって、現場全体の地形の把握ができ、設計データの変更もスムーズにできました。最初、ICT建機に対しては戸惑いもありましたが、実際に導入してみると、3次元設計データを元に作業機操作をセミオート化したマシンコントロール油圧ショベルのおかげで、掘削から掘削面の基準となる高さの成形作業も設計通りに施工できたことや、水際の掘削作業においては、人が現場に立ち入る必要がなく、機械に乗ったままで、モニタを確認しながら作業ができたことに驚きました。また重機周辺で従来の丁張り設置作業が不要となったことで、人手による作業がなくなり、安全に作業をすることができました。作業効率の向上により、コストダウンをはかることができて、工期短縮にも繋がりました。
掲載月:2020年7月