土木部 工事主任 佃直人さん
1945年 創業 「Mission=使命」、 「Vision=志・展望」、 「Value=価値観」に基づき、 全社一丸となって堅実な経営と施工技術の向上に真摯に取り組み、 会社の繁栄と地域の発展に努力を尽くす所存であります
■■現場詳細■■ 北海道 2019年度札幌市駒岡清掃工場更新事業敷地造成工事。札幌市の可燃ごみ焼却工場の新設に伴う土地造成工事 【施工距離】150m 【施工土量】切土23,000m³ 【ソリューション】Everyday Drone スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ 北土建設(株)土木部 工事主任 佃直人さん 今回の工事は札幌市のICT活用工事でした。当社ではICT化への取り組みを積極的に行っておりましたので、ICT建機に興味があり、導入を考えておりました。ICT建機を導入することで、丁張り作業が不要になるため「人員削減や工数削減ができるのでは?」と期待していました。さらにEveryday Droneの簡単な操作でスピーディーに施工進捗による土量の算出が可能な点に魅力を感じ、導入を決めました。
■■導入効果■■ 北土建設(株)土木部 工事主任 佃直人さん 施工では、熟練オペレータは一般建機に、経験の浅いオペレータはPC200iに乗って作業をし、ICT建機での施工は思ったよりも簡単で、経験の浅いオペレータでもすぐに使いこなしていました。管理側とオペレータとで施工用データを使用し情報共有をしながら作業を進めることができたと思います。複雑な地形の現場だと、丁張り設置作業がとても大変ですが、ICT建機の場合、丁張り設置作業が不要になるため、工数が削減できました。また、従来だと数名の作業員が測量機械を用いて行っていた土量算出がEveryday Droneを活用することで、たった1名の作業員で作業ができ、日々の施工進捗による土量算出がラクになりました。更にスマートコンストラクションアプリの3Dビューア等の機能を活用することで、完成図面と現状の地形をすぐに確認できるので、発注者や第三者へのアピールもできてよかったです。
掲載月:2020年5月