工事部 次長 三上和哉さん
設立 1957年 経営理念 「技術力を研磨し社会に貢献」 「住みよい生活環境の創造」 「自然と共生する社会の実現」 「社員への多様な自己実現の場の提供」
■■現場詳細■■ 北海道 滑走路端安全区域整備外工事 空港の滑走路増設と場周道路の新設を目的とした工事 【施工面積】 22,000m² 【施工土量】 盛土67,100m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】 PC200i/転圧管理システム ■■導入経緯■■ 機械開発北旺(株) 工事部 次長 三上和哉さん 空港の工事では、飛行機の離着陸がない夜11時から朝6時という限られた時間内で施工をしなくてはなりません。夜間作業のため人員確保が難しいこと、暗闇での測量作業に手間がかかることなど、様々な課題を抱えていました。そこで、ICT建機を導入すれば、確認のための測量の手間も減り、人員も最小限で済むため、接触事故の不安も解消されるのではないかと思い導入を決意しました。
■■導入効果■■ 機械開発北旺(株) 工事部 次長 三上和哉さん ICT建機での施工は、オペレータ1名で作業ができるため、夜間作業で人員確保が難しかった問題を解決できました。また、従来施工の場合、オペレータ1名で作業をする際には、建機から一度降りて現況と施工高の確認をしていましたが、ICT建機ではモニタに高さが表示されるので機械の乗り降りがいらず、確認のための測量も不要になりました。おかげで日数短縮へと繋がり、夜間でも安全で効率の良い施工が進められました。転圧管理においても転圧機械にパソコンが搭載されているため転圧機械の走行軌跡が把握でき、何層目を施工しているのか一目でわかるので、オペレータも管理側も締固め回数をリアルタイムに把握することができました。作業進捗がその場ですぐわかり、現場管理が簡素化することはとてもいいと思います。
掲載月:2020年4月