工事部部長 崎濱秀次さん
創業 2000年 楽しく仕事ができるように スキルUP·スケールUP·スマイルUPを モットーとしている。
■■ 現場詳細 ■■ 千葉県北東部 ソーラ―パネルを設置するための造成工事 【施工面積】10,000m2 【施工土量】 切土·盛土量10,000m3 【ICT建機】 D61PXi PC200i ■■ 導入経緯 ■■ 丸誠(株) 工事部部長 崎濱秀次さん 当社は以前、TNF工法(軟弱地盤特殊基礎工)にコマツのICT建機を活用しました。TNF工法は杭を用いずに建物を改良した地盤全体で支える特殊な工法で、従来よりもコスト削減や工期短縮を維持しつつ安定して建物を支えることが出来る工法です。そのTNF工法をICT建機で施工する事で、より効率が良くなり人員削減の効果が実感できました。今回の現場は起伏のある造成現場です。高い精度が求められる建築工事を施工してきた当社の実績と精度の高い施工が出来るICT建機を使用することで、土木の現場でも活躍できると考えて、今回も導入することとしました。
■■導入効果■■ ICT建機の導入により、丁張り作業が無くなり、マシンコントロールによる自動制御機能のおかげで法面整形と造成の施工スピードはどちらも早くなりました。元々の工期は約30日の予定でしたが、実際は15日程度で終わり、目に見えて分かるスマートさを実感しました。現場では女性オペレータにもICTブルドーザを体感してもらい、初めての機械操作にもかかわらず約1時間でベテランオペレータのように立派に乗りこなしていました。ICT建機は非常に操作が簡単で、誰でもベテランオペレータのような仕上りが実現できて画期的な機械だなと感じました。発注者からは、「施工スピードが他の現場より断然早い!」と褒めて頂き、付近の別現場の方々からも「随分施工スピードが速いね!何の機械?」と興味を持って頂きました。関わっている人みんなが笑顔になり、満足できた現場となったと思います。
掲載月:2020年3月