常務取締役 髙木保さん
工事部 野村和生さん
埼玉県飯能市に本社があり、 幅広く活躍する工事会社。 風土への敬意を持ち、 安全への使命を果たすために、 経験と技術を駆使する。
■■現場詳細■■ 埼玉県日高市 県道35号をつなぐためにバイパスを新たに設置する工事。 【施工範囲】 延長220m 【施工土量】 掘削1,300m³ 【ICT建機】 マシンコントロールグレーダ ■■導入経緯■■ (株)加藤建設工業 常務取締役 工事部長 髙木保さん 今回の現場は、バイパスを設置するために延長220mの距離を施工します。従来の施工だと、数多くの丁張りを設置する必要があり、多くの工数と時間が掛かることが予想されました。また、上層路盤の仕上げには高い精度が要求されることから、マシンコントロールグレーダを導入することで、手間と時間をかけずに高い精度で施工したいと考えました。これまでの実績における安心感もあり、導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)加藤建設工業 常務取締役 工事部長 髙木保さん 従来の施工では、5m間隔で丁張りを設置し、都度整形した高さを確認しながら施工をする必要がありましたが、マシンコントロールグレーダの導入で丁張りを設置する必要がなくなり、3日かかる作業がたった2時間で終わりました。その上、高精度で大変驚きました。 (株)加藤建設工業 工事部 野村和生さん グレーダは6本のレバーを操作するので非常に難しく、熟練のオペレータにしか扱えない建機です。しかし、マシンコントロールグレーダはICT施工機器で制御されるので経験が浅いオペレータでも問題なく使えました。社内外の方々にも試してもらいましたが誰でも乗りこなす事ができ、大変感心しました。今後もマシンコントロールグレーダを活用していきたいと思います。
掲載月:2020年3月