工事部 松﨑祐二さん
創業 1972年 茨城県潮来市の建設会社。 お客様第一をモットーに相手の立場になりより良いものを作り上げていく。 幅広い年代の従業員とは毎年の社員旅行をかかさない、活気のある会社。
■■現場詳細■■ 茨城県 一般国道6号千代田石岡バイパスの道路新設工事。 【施工範囲】10,000m² 【施工土量】法面整形 1,450m³ 掘削 16,300m³ 【ソリューション】レーザースキャナ スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 松崎建設(株) 工事部 松﨑祐二さん 当社が初めてICT建機を導入したのは約5年前で、それから5回ほど活用してきました。毎回効率良く精度の高い施工ができていて、ICT建機についてわからないことがあっても、スマートコンストラクションサポートセンタに問い合わせるとすぐに対応してもらえるので安心してICT施工が出来ました。今回の現場は、軽量盛土工で掘削形状が複雑な箇所があり、従来施工だと膨大な丁張設置の作業が必要になると考えられたので、これまでの経験からスマートコンストラクションを導入し生産性の高い現場にしたいと考えました。
■■導入効果■■ 松崎建設(株) 工事部 松﨑祐二さん 今回の現場は、軽量盛土前の掘削工事でした。軽量盛土とは、土と同じ強度で軽量な発泡スチロールを土の代わりに敷き詰め、地盤沈下や液状化を抑制する施工方法で、底面となる地盤を段々状に掘削するため大変難しい施工になります。また、場所によって地盤の固さが異なるために、地盤の固さに合わせて掘削の深さを変える必要がありました。このような現場で従来の施工を行うと、丁張の設置が200本ほど必要になりますが、ICT建機を導入したことで確認のための数本の設置となり、工数が大幅に減り、建設機械の移動もスムーズになり安全性も高まりました。今回、ICT建機を操作したのは、熟練のオペレータで、元々施工スピードが速いのですが、ICT建機を使いこなすと施工スピードが格段に速くなり驚きました。これからも積極的にスマートコンストラクションを使っていきたいです。
掲載月:2020年3月