監理技術者 柳伸宏さん
昭和23年創業 生活環境の整備を通じて 地域に貢献することを目指す。 建設業界における イノベーションの波に乗るべく、 スマートコンストラクションを導入した。
■■ 現場詳細 ■■ 新潟県 防安点検通学路大白倉改良地盤改良工事。十日町市と長岡市を結ぶ国道403号の山間部部分を繋ぐバイパス工事の一環。 【施工面積】 4,800 m² 【施工土量】 盛土 5,100 m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】PC200i・PC128USi・D37PXi ■■ 導入経緯 ■■ (株)吉楽土建 監理技術者 柳伸宏さん 当社はICT施工を現場に取り入れたいと、導入を検討していました。今回の工事内容は地盤改良工で特殊でしたが、構造物施工がなく、土工メインのi-Construction対象工事だったので、初挑戦する現場に丁度良いと考え、導入することにしました。書類作成などの不安がありましたが、スマートコンストラクションアプリで出来形管理資料まで作成できることが決め手となり、スマートコンストラクションを採用しました。
■■ 導入効果 ■■ (株)吉楽土建 監理技術者 柳伸宏さん ICT建機は、丁張レスで施工が出来るので、とても良かったです。施工箇所に、きつい曲面部分があり、従来であれば丁張をどのように設置するか、技術者にとって大きな悩みの種でした。初めてのICT建機でしたが操作方法もすぐに覚えられましたし、設計データ通りに作業機が制御されるので、安心して作業ができました。また、丁張設置だけでなく、測量にも人手がかからず早く終わるのが魅力的でした。法面整形の工程でも、手元作業員が削減され、安全性も向上しましたし、スマートコンストラクションアプリでは出来形管理がとても楽になりましたよ。この現場では、現場見学会を定員70名で開催したところ、定員を超える応募があり、ICT施工に対して、多くの方が興味を持っていることがわかりました。次の現場でもぜひスマートコンストラクションを導入したいと考えています。
掲載月:2019年7月