現場代理人 栗原崇さん
昭和18年 創業 東京都八王子市に拠点を置き、3多摩地域を中心に地元に密着し、お客様や社会の役に立てる企業を目指す。 【経営方針】 常に 堅実性に重点をおき、 技術の革新と創造に挑戦し、 社業の発展を通じて社会に貢献する。
今回の現場は、東京都八王子市にある富士森公園内にある陸上施設の改修工事。外周走路エリアや人工芝エリアを設置するための基面整正にICTブルドーザのD61PXiとD37PXiを導入したそうだ。施工するのは同市に拠点を置く、黒須建設(株)様と(株)東邦建設工業様の共同企業体。導入の経緯を現場代理人の黒須建設(株) 栗原崇さんに聞いた。「まだ、ICTという言葉が走りがけだった3年前に、担当営業よりICTブルドーザの説明を聞いていました。その時は採用を見送りましたが、ずっと頭の中には残っていて、今回18,000m²の現場であったため、使用に適しているのではないかと考えました。今回はサポート体制が整っているということが決め手となり、導入を決めました。」と話した。
「『ICTブルドーザは異次元で凄い!』と、当社の腕のいいオペレータが言っていたよ。」と現場代理人の栗原さんは教えてくれた。この現場は、初めてのICT施工ということで、念のために一部丁張を設置したが、ICTブルドーザの施工は、正確な位置で施工ができたそうだ。導入した感想を栗原さんに聞くと、「施工の途中で、設計変更が必要になりました。休憩に入る前に、設計データ作成サービスを利用したら、休憩が終わったときには設計変更された3次元データが届きました。休憩中にデータを変更してくれて、まるで、コマツとチームを組んでいるようだったよ。それに、スマートコンストラクションアプリ上で見られる3次元データを活用した打ち合わせが出来るので、確認作業が格段に減りました。」と話した。最後に、「工事はモノづくりです。考えたものが形になります。今回の陸上施設で子供たちが走って、記録が生まれたら嬉しいです。」と栗原さんは笑顔で語った。
掲載月:2019年2月