宍戸俊介さん
「私達みんなの会社」 人と自然環境に配慮した工事を心掛け、安心な施工と弛みない品質管理のもと地域の発展と開発に貢献出来るよう尽力いたします。
今回の現場は、北海道函館市から稚内市まで約681kmの高規格幹線道路への改良工事。士別市から名寄市区間の施工を担当するのは、北海道士別市に拠点を置く、大江建設(株)様。大江建設(株)様はICT技術の活用に積極的に取り組み3次元データ作成も自社で行うそうだ。データ作成を担当する宍戸俊介さんに導入の経緯を聞いた。「今回の現場は、ICT活用工事でしたし、以前よりダンプトラックの運行管理と積載管理システムを導入してみたいと考えていました。発注者との協議においても前向きに話が進みましたので導入の運びとなりました。PC200iの11型も使ってみたいとも思っていました。」と教えてくれた。また、「PC200iのマシンコントロール施工やダンプトラックの運行管理で現場をトータルでサポートしてくれることに期待して導入しましたよ。」とも教えてくれた。
導入した感想を宍戸さんに聞いた。「今回、導入したPC200iのオペレータは仕上げ作業の経験が少なかったのですが、法面整形の仕上げも綺麗にできて、改めていい機械だと感じました。最も効果を感じたのは丁張設置の必要が無い事です。丁張は私が担当していましたが、PC200iを導入したことで大幅に確認作業が減り、他の仕事に手を回すことが出来たのでとても効率が上がりました。」と教えてくれた。また、ダンプトラックの運行管理について聞いた。「過積載防止の機能は積み過ぎた時にアラームが鳴るのでわかり易かったです。運行経路はダンプ運転手のスピードの意識付けになるので現場の安全に繋がります。」と話した。ダンプ運転手は「管理用の端末がダンプに搭載されているので走行速度やすれ違いのポイント等をより意識するようになりました。」と教えてくれた。最後に宍戸さんは「スマートコンストラクションを導入する事でメリットは確実にあります。今後も導入したいです。」と話した。
掲載月:2018年12月