代表取締役専務 寺島峻介さん
土木部部長 堀田敏幸さん
北海道名寄市に拠点を置く建設会社。 誠実・謙虚を社是とし 地域を守り続けることを一番の使命とし 活動しております。 一つ一つの工事へ全社一丸となって 日々取り組んでおります。
今回の現場は、北海道士別市と名寄市を結ぶ高速道路延伸のための工事。現場を担当したのは北海道名寄市(なよろし)に拠点を置く第一建設(株)様。導入の経緯を代表取締役専務の寺島峻介さんに聞いた。 「今回の工事は急な設計変更があり従来の予定より大幅に土量が増えました。更に本来は雪が降るまでに終了予定だった工事ですが、絶滅危惧種の鳥の影響により2ヶ月程現場が止まってしまいました。この遅れを機械の台数を増やさずに何とかカバーできないかと思い今回のICT建機導入を検討しました。またICT建機の導入によって丁張設置の時間削減や労務費の節約、オペレータ不足の解消も期待できることから今回の導入を決めました」と教えてくれた。
PC128USiを導入した感想を、土木部部長の堀田敏幸さんに聞いた。「ICT建機を実際に使うのは初めてでしたが、使用してみると丁張の必要が無く本当に楽でした。今回の現場では急遽、除雪を行いながらの施工となりましたが、雪の積もった箇所に丁張を打つ作業は本当に大変なので助かりました。また、機械に設計面データが入っているので仕上がっていた面を傷つけることなく除雪ができ、土工以外でも活躍してくれました。」と話した。また「現場に入れない期間があったり様々な予期せぬ事が発生し、苦労が多かったですが、最終的には、発注者から高い評価を頂くことが出来ました。今回の経験を生かして将来的には自社で3Dデータなども作成できるよう積極的に取り組んでいきたいです」 と話してくれた。
掲載月:2018年10月