代表取締役 宇内正成さん
工事部長 伊藤和宏さん
「熱意・技術・経験」をもって 顧客の満足を得られる品質提供 地域社会に密着した信頼獲得を 目指しています。
今回の現場は、神奈川県横須賀市と三浦市を結ぶ三浦縦貫道路の建設工事。施工するのは横須賀市に拠点を置く、宇内建設(株)様。代表取締役の宇内正成さんに、導入の経緯を聞いた。「ICT活用工事を多く手掛けているスマートコンストラクションは以前より興味がありました。この現場は面積も広く土量も多かったですし、掘削と法面整形の施工も多かったので、“ようやくスマートコンストラクションを試せるな”と真っ先に思いました。丁張いらずのICT建機施工で、手元作業員も最少人数、現場の安全の確保が実現でき、しかも、精度の高い施工が実現出来るのか試したかったです。」と教えてくれた。また、「i-Constructionの多くの実績で関係各所に対する説明も安心して任せられることも、導入を決めた要因の一つです。」とにこやかな笑顔で教えてくれた。
「高い精度の施工に驚きました!」と笑顔で話すのは工事部長の伊藤和宏さん。導入した感想を聞いた。「この現場は、精度を求められていました。測量などの手間の掛かる丁張が無くても誤差±3センチで施工が実現したことは導入した一番のメリットです。その上、最小限の作業員で、大幅な工期短縮もしましたし、建機の周りに作業員が居なくなったことで安全性も向上しました。導入して本当に良かったですよ。」と教えてくれた。こちらの現場は近くに高圧電線がありGNSSの受信が厳しいエリアがあったそうだが、マシンコントロールで施工した箇所を目印に、施工を行ったそうだ。「ICT建機は複雑な地形や造成現場では更に活躍すると考えます。法面整形や単調な掘削作業ではマシンコントロールの施工を元に従来の建機でも施工が進められますね。」と教えてくれた。この現場は地域で初のICT活用工事の現場で関係各所からの関心が高く現場見学会も開催され大盛況だったそうだ。
掲載月:2018年6月