土木部 主任 廣瀬貴志さん
土木部 監理技術者 和田安正さん
創業 昭和41年 「技術を通して地域へ貢献する企業」 を理念に掲げ、地域密着型の建設会社 初志貫徹・信頼誠実を社是にかかげ お客様の気持ちに応えれる 会社を目指している
今回の現場は、鳥取市を横断する鳥取西道路を19.3km延長する工事。施工するのは、同県に拠点を置く美穂建設(株)様。導入の経緯を、土木部主任の廣瀬貴志さんに聞いた。「当社は、ICT施工を現場に取り入れたいと検討を進めてきて、今回が初めてのICT施工です。日々の進捗状況や土量を管理するには書類が多く、とても手間が掛かるため、なにか効率よくする方法は無いかと悩んでいたところスマートコンストラクションアプリを知り、これなら管理も楽になるのではないかと、導入を決断しました。」と教えてくれた。担当営業は、「廣瀬主任は、ご自身でICT技術を勉強する為にセミナーなどに積極的に参加し、知識を深められておりました。今回、スマートコンストラクションを採用して頂く際にも利用方法やメリットを理解して導入して頂けました。」と話した。
「丁張なしで管理が出来る事に驚きました!」と話すのは監理技術者の和田安正さん。詳しく聞くと「これまでの現場は丁張を目安にして、施工する高さを把握し管理していました。ICTブルドーザでの施工は、建機に施工する高さが設定されているので丁張が無くても精度よく施工でき、1日の施工量も大幅に増えて早く施工が進みました。」と教えてくれた。オペレータの森木誠さんは、「初めてのICT建機で、当初は操作が不安でしたが、すぐに慣れて楽に施工が出来ました。ICT建機の設定方法は説明書を読んで勉強しましたし、困ったときにはサポートセンタが遠隔でフォローしてくれました。サポート体制がとても良いですね。」と話した。廣瀬主任に導入した感想を聞いた。「スマートコンストラクションアプリは土量が後どの位あるのかがすぐに把握出来ました。実際の土量と合っていて、土量配分の計算にズレが無かったことにはとても驚きました。次の現場でもICT建機もスマートコンストラクションアプリも使用したいです。」と笑顔で話した。
掲載月:2018年3月