代表取締役社長 清野耕治さん
昭和47年 創業 砂利採取・販売業 多様な建設工程に応じた資材を 安定に供給することを 企業目的としています。
「面倒な作業はやらないよ!」と話すのは新潟県阿賀野市に拠点を置く(有)安田産業の代表取締役 清野耕治さん。今回の現場は圃場整備工事だ。導入の経緯を担当営業に聞くと、「清野社長には以前にICT建機を使用して頂いたことがありましたが、ICT施工特有のローカライゼーションや3次元の設計データの作成などの準備を手間に感じられていました。そのため今回の現場は、標準型のブルドーザを用いた施工で計画されていました。今回の現場は平坦な圃場整備になるので3次元の設計データの作成を必要としない、2次元の平面図を利用してマシンコントロールができるクイックスマートコンストラクションをお勧めしました。」と教えてくれた。 清野社長は「本当に面倒なく、施工が進むのであればと、新工法で導入を決めました。」と話した。
ICTブルドーザを導入した感想を清野社長に聞いた。「今回の現場は15,000m²と広大で、工期通りに施工できるか、施工を始めるまで心配していました。実際にマシンコントロールのICTブルドーザを導入してみると、順調に施工が進み当初計画を上回る進捗で大幅な工期短縮ができました。」と教えてくれた。また、「小規模の現場であれば今までの経験から目測で平らに施工できますが、広い現場になると目測での施工は難しく、回転レーザを使ってマシンガイダンスで施工していました。水平な施工はできますが、日々、回転レーザを設置したり、ブレードに装着している受光器の高さ調整が必要でした。今回導入したD37PXiは、ブレードの高さ設定もモニターの簡単操作で済み、ブレードが自動で制御されたので、手間を掛けることなく、神経を使うブレード操作から解放され、とっても楽に作業を進める事ができました。」と笑顔で話した。
掲載月:2018年3月