現場代理人 讃岐優汰さん
担当職員 飯田靖嵩さん
創業70年 時代の変化、社会のニーズを 的確に捉える為、 若手の力を積極的に起用。 「気配り・心配り・思いやり」を モットーに 社会に献立していきます。
今回の現場は茨城県南常総市羽生町を流れる鬼怒川、60,000m³の河道掘削工事。施工するのは同県に拠点を置く(株)高橋芝園土木様。取締役統括本部長の高橋さんに話を聞いた。「こちらの現場はICT活用工事です。以前からICT建機を稼動させてきたことから、生産性が良くなることは実証済み、若手でも、スマートコンストラクションなら施工ができるという自信を持って欲しいと思い導入を決めました」と話した。また、「従来は、発注者との協議から機械施工まで多くの調整が必要でしたが、ICT建機を導入したことによる工数の削減もあり、安心して若手2人に工事を任せることができましたよ。」とも教えてくれた。担当営業は、「(株)高橋芝園土木様はICT建機が登場した当初よりICTブルドーザをメインに使用されていて、今回の現場で12回目の現場になります。多くの実績からICT建機の導入効果を熟知されていますので、現場の生産性向上につなげて頂いております。」と話した。
「設計データ通りの仕上がりに驚きました!」と話すのは、現場代理人の讃岐優汰さん。 この現場は現場経験5年目の讃岐さんと1年目の飯田靖嵩さんの2人に任されたそうだ。讃岐さんに施工した感想を聞いた。「大雨で法面が侵食されたことがありましたが、ICT建機には設計データがインプットされているので、すぐに復旧することが出来ました。従来であれば、測量して丁張りを設置してからの作業になるのでとても助かりました。」と話した。1年目の飯田さんは、「熟練の技術が必要だった施工も、ICT建機なら経験に左右されずに作業が進められます。」と教えてくれた。高橋本部長に感想を聞くと、「この現場の掘削工程では、従来施工と比べて2週間くらい工期が短縮出来たと思います。やはり丁張設置・出来形確認に手間が掛かかりますからね。それに、ICT建機は経験が浅くても施工が進められるので、人手不足にも対応していけると考えます。これからも未来の建設業界を担う若者たちに、ICT建機を使用してもらいたいです。」と笑顔で語った。
掲載月:2018年2月