代表取締役 村上梅春さん
設立 平成20年4月 関東を中心に民間工事から 公共工事まで土木工事を 幅広く請負う。 お客様や地域の皆様に 質の良い工事と 安全を 提供することで、 共に発展し未来につなげます。 http://umesundoboku.co.jp/
「従来施工でICTブルドーザと同じ精度を求めると、時間と手間が掛かります。」と話すのは、埼玉県坂戸市に拠点を置く梅産土木工業(株)の代表取締役社長 村上梅春さん。今回の現場は茨城県潮来市を通る東関東自動車道の建設現場。担当営業に話を聞いた。「梅産土木工業(株)様は河川工事や太陽光発電所造成工事などでスマートコンストラクションを採用され、今回で6回目の現場です。ICTブルドーザの施工速度や高精度な仕上がりを評価して頂き、ブルドーザを使用する現場ではICTブルドーザがスタンダードになっています。」と話した。また、「以前より新しい技術を積極的に採用されてきた村上社長は、自らICTブルドーザを運転され、その機能を使いこなされています。」と教えてくれた。
導入した感想を村上社長に聞いた。「今回の現場では、設計に対して出来形が±2㎝の精度で仕上がりました。求めていた基準は±5㎝でしたが、期待以上の精度で施工ができ、やっぱりICTブルドーザは最高です。」と笑顔で話した。従来の施工では、施工面が設計図の高さに合っているかブルドーザから降りて確認する作業が必要だったそうだ。 ICTブルドーザは、設計面より深く掘り過ぎる事が無いように自動で制御されるので、建機から降りて確認する必要がなくなったそうだ。村上社長は、「ICTブルドーザは運転席に座ったままモニターで設計と出来形を確認できるので、乗降りする必要もなくなり体力面でも楽になりました。また、経験が浅いオペレータが使用しても精度の高い施工ができるから安心して任せることが出来ました。若手の人材育成にも役立つと思います。ICTブルドーザを導入すると人員配置も楽になりましたよ。」と話した。
掲載月:2018年2月