工事長 大江康範さん
1946年創業。 稚内市を中心に 道路・河川・港・湾・住宅・上下水道など インフラに携わる企業。 「誠実」を経営理念とし日々地域に 密着した工事を行う。 (現場名) 一般国道238号浜頓別町頓別改良工事
今回の現場は北海道枝幸郡浜頓別町(えさしぐんはまとんべつちょう)の道路工事。施工するのは北海道稚内市に拠点を置く(株)富田組様。工事長の大江康範さんに導入の経緯を聞いた。「i-Constructionの工事が今年になってから急激に増えました。また建設業界の課題となっている人員不足にも対応していくために、今回の工事でICT建機を導入することを検討しました。」と教えてくれた。 また、「この現場は稚内地方で初めてのICT活用工事となりました。ICTの活用で、施工が今までとどう変わるのか周囲からとても注目されました。当社も初の試みとなりましたので、どのように進めたらよいか悩みましたが、担当営業よりスマートコンストラクションの実績を聞き、マシンコントロールのICT建機で施工したいと、導入を決めました。」と話した。
スマートコンストラクションを導入した感想を大江工事長に聞いた。「当初は、ICT建機の操作に戸惑い、不安を感じましたが、数日で精度確認などを含めた施工が効率良く回るようになりました。従来機だったら手元作業員は2名必要でしたし、丁張の確認作業がありました。それらの手間が減り、時間短縮にも繋がりました。」と話した。また、「この現場は大きい石が混ざっていましたので、丁張が設置できない箇所もありましたが、ICT建機では丁張レスで施工ができ、効率よく作業が出来ました。最終仕上げも規格値内の精度でしたし、スマートコンストラクションを導入したことで安全で安心な施工が出来ました。長期の現場だと更に効果が期待できると思います。今後も使っていきたいです。」と教えてくれた。
掲載月:2017年12月
1946年創業。 稚内市を中心に 道路・河川・港・湾・住宅・ 上下水道などインフラに 携わる企業。 「誠実」を経営理念とし 日々地域に 密着した工事を行う。 (現場名) 一般国道238号 浜頓別町頓別改良工事