専務取締役 根石元彰さん
埼玉県川口市に拠点を置く、 グランド工事専門業者。 常にアンテナを高く持ち積極的に 最新の技術を取り入れている。
今回の現場は、千葉県山武市の陸上競技場の舗装工事。老朽化した天然芝のグランドを人工芝のグランドに改修する工事だそうだ。施工するのは埼玉県川口市に拠点を置く(株)上伸体育施設様。導入の経緯を専務取締役の根石元彰さんに聞いた。「当社は、何度もICT建機を導入しています。従来型の建機と比べるとICT建機の方がコストは掛かりますが、圧倒的に作業効率が良くなります。今回の現場を、従来型ブルドーザで施工すると杭打ちが150本ほど必要となります。ICTブルドーザではこの杭打ちをゼロにすることができます。従業員の少ない当社にとって、杭打ち設置作業が無くなるだけでICTブルドーザを導入する価値があります。少人数でも効率的に現場を進めるためには、ICT建機が欠かせないものになっています。」と教えてくれた。
「最少人数で施工を進める当社は、無駄な作業をなくしたいと考えています。」と根石専務取締役は話す。詳しく聞くと、「例えば、機材をしまう手間ひとつでも減らして効率良くしたいですね。ICTブルドーザは杭打ち設置や確認などの作業が削減されるからありがたいね。」と話した。導入した効果を聞いた。「今回は、非常に精度が求められる現場でした。設計図面に対して誤差1cm以内の施工をしなければならなかったのですが、ICTブルドーザで何度も施工してきて性能をよく理解していたから、工夫ひとつで問題なく施工できたよ!」と笑顔で教えてくれた。最後に「これからの現場は仕上がりの精度も大事だけど、どのように作業を進めて行くか工程管理も大事にしていきたいです。作業員の負担を軽減し、安全に効率的な仕事をICT建機を導入することで実現したいです。」と話した。
掲載月:2017年12月