工事部課長 渡辺俊治さん
創業55年 見附市に本社を置く総合建設業。 自由で革新的な社風は、 人と自然そして現場を愛する 社員によって創りだされている。
今回の現場は、新潟県の中央に位置する見附市の造成工事。新たにごみ処理施設を建設するため、4万m³の土を動かして敷地を造成する工事だそうだ。施工するのは見附市に拠点を置く丸勝建設(株)様。工事部課長の渡辺俊治さんに導入の経緯を聞いた。 「敷地内の山を削り、新しく施設を建設する場所を平地に整備する施工ですが、土の量が足りなくなることが最初から予想できました。スマートコンストラクションアプリでは3次元で土量が正確に管理ができると聞いたので、とても興味を持ちました。それに、これからの建設業界はICT建機が必要になってくると思いますので未来を見据えて現場に取り入れて行きたいとも思い、導入を決めました。」と話した。この現場の入口には『「未来の現場」の実現に向けてICT活用中』と書かれた横断幕が掲げられていた。
導入した感想を渡辺課長に聞いた。「ドローン測量とスマートコンストラクションアプリの土量算出が予想以上に正確で驚きました。土の量を正確に把握する事で、より正確に作業を進められました。とても役に立ちましたよ。ドローンでの測量は近未来的な感じがしました。」と笑顔で話した。使用したICTブルドーザD61PXiについては、「マシンコントロール機能でレバー操作が楽になりましたね。オート作業をオフにしてマニュアルでの施工もしました。ボタンひとつでオートの切り替えが出来るので場面に合わせて使い分けられました。それに、ICTブルドーザで施工するだけで施工進捗がスマートコンストラクションアプリに反映されるので日々の進捗が把握できる事が凄いですね。」と話した。最後に「これからもスマートコンストラクションを活用して行こうと考えています。」と笑顔で教えてくれた。
掲載月:2017年12月