(右)監理技術者 齋藤正史さん (中)現場代理人 鶴岡哲也さん (右)現場係員 多部田つばささん
土木を中心とした総合建設業 施工実績は、県内から東京や離島におよぶ。 豊かな経験と技術力を生かし、 社員の若さを武器に 新しい工法に積極的にチャレンジ。 人に優しい生活環境づくりを目指す。
今回の現場は、千葉県の九十九里海岸の津波対策として、海岸堤防機能強化のため九十九里有料道路約700mの区間を、10,000m³の土を使って2.0m嵩上げして、強化する工事。施工をするのは千葉市に拠点を置く(株)市原組様。導入の経緯を担当営業に聞いた。「(株)市原組様は他の現場でICT建機を使用されたことがあり、丁張レスで仕上がる精度の高い施工の仕上がりに好評を頂きました。『情報化施工を積極的に取り入れる』という社長方針もあり、施工管理の効率化を期待されての導入となりました。」と話した。また、「ICT活用工事の普及を目指す発注者様と一緒に現場見学会を開催したり、積極的にICT活用に取り組んでおられます。」と笑顔で教えてくれた。こちらの現場では、PC200iの標準作業機では届かない法面の整形に、2mのエクステンションアームを装着してチャレンジしたそうだ。
PC200iを導入した効果を監理技術者の齋藤正史さんから聞いた。「従来の起工測量は、人手と時間をかけていましたが、ドローン測量は現場全体を一気に高い精度で測量できました。掘削工程でも、丁張を1箇所も設置せずに施工が完了したことに本当に感動しました。今まで掛かっていた工数が他の作業や事務作業に充てられたことが導入した最大の効果だと思います。建機の周りの人員も居なくなり安全性においても格段の効果がありました。」と語った。また、「工種の多い道路工事だが、ICT建機を導入することで少人数で施工管理が出来ると考え、最初から3名で計画を立てました。PC200iでエクステンションアームを用いた整形も丁張レスで精度よく施工でき成功しました。掘削・盛土の量が多い現場では特にICT建機の効果は確実だと考えます。工数削減で仕上がり良しです!今後また今回の様な土工事があれば是非採用したい。」と監理技術者の齋藤さんは笑顔で教えてれた。
掲載月:2017年11月
土木を中心とした総合建設業 施工実績は、 県内から東京や離島におよぶ。 豊かな経験と技術力を生かし、 社員の若さを武器に 新しい工法に 積極的にチャレンジ。 人に優しい 生活環境づくりを目指す。