現場代理人 稲森勝彦さん
監理技術者 村岡竜二さん
ダンプ1台での創業から37年。 土地区画整理から 住宅の設計施工まで 多種多様な工事で活躍。 自社スタッフによる責任ある 設計・監理・施工がモットー。 http://www.skenzai.jp
今回の現場は、東京都を流れる旧江戸川のスーパー堤防整備に伴う築堤工事。施工するのは(有)鈴木建材店様。導入の経緯を現場代理人の稲森勝彦さんに聞いた。「今回は長さ650mの法面整形にPC200iを導入しました。以前、千葉市美浜区の造成現場をICT建機で施工した実績があります。広さ20,000m²の現場を3人の作業員で施工し、20日の工期で完成させました。ICT建機を導入することで少人数で生産性の高い施工が出来ると分かっていましたので、今回もスマートコンストラクションで施工しようと計画していました。」と教えてくれた。担当営業は、「現場代理人の稲森さんからのご依頼で、またスマートコンストラクションを導入して頂けることになりました。この近辺のエリアでは初めてのICT活用工事でしたので関係各所から注目された現場となりました。」と教えてくれた。
実際に導入した感想を現場代理人の稲森さんに聞いた。「丁張がいらない事が何よりもいいよ。従来施工だったら、丁張設置の作業に3人は必要でしたが、ICT建機はモニターに図面が出てくるので丁張の必要がなくなり、人手を減らすことが出来ました。工事全体を通して少人数で施工出来ることがメリットですね。建設業界は人手不足です。ICT建機を導入することで助けになります。」と話した。また、「今回の現場はベテランの作業員が担当しましたが、他の現場もあるので毎回とはいきません。ICT建機を導入することで経験値の差があっても均一の仕上がりです。経験の浅いオペレータにも安心して任せられます。これからもICT建機を現場に取り入れて行きたいと考えています。」と話した。
掲載月:2017年11月