監理技術者 廣瀬克成さん
千葉県松戸市の総合建設会社。 1978年の創立以来千葉県東葛地区を基盤に地域の発展に貢献している。 万全の労働力と安全性を確保しながら時代に即した技術力を発揮している。
今回の現場は東京都足立区を流れる中川の堤防整備工事。堤防を嵩上げする工事だ。施工を手掛けるのは千葉県松戸市の(株)岡本組様。導入の経緯を監理技術者の廣瀬克成さんに聞いた。「当社は5年くらい前から、マシンガイダンスやマシンコントロールのICT建機を現場で使ってきました。 当初は精度があまり良くないという印象がありましたが、今は良くなってきましたね。その中でも、スマートコンストラクションのICT建機は精度がいいと他の現場でも評判でしたし、i-Constructionの現場でICTは必須でしたので導入しました。」と教えてくれた。また、 「当初はPC200iの導入を検討しましたが、天端の道路の幅が6mですのでダンプの擦れ違いなどを考慮してPC128USiを採用しました。」とも話した。
「なにより丁張レスなのがいいよね!」 と話すのは監理技術者の廣瀬さん。「手元作業が減ると建機の周りに人がいなくなるから安全だし、人員の削減もできる。作業効率も格段に上がりました。小回りが利くPC128USiを導入したからダンプや機械同士の擦れ違いもスムーズに出来ました。それに、ICT油圧ショベルはモニターで完成形が見れるから便利です。特に余盛の時に役に立ちます。」と笑顔で感想を話した。また、「この現場はベテランのオペレータが施工を担当しましたが、技術を持つオペレータの確保は難しいです。若手を育てるにも時間が掛かります。ICT建機なら女性や若手にも任せられます。オペレータ確保に大いに役に立つと考えます。これからも積極的に使っていきたいです。」とも教えてくれた。
掲載月:2017年10月
千葉県松戸市の総合建設会社。 1978年の創立以来 千葉県東葛地区を基盤に地域の発展に貢献している。 万全の労働力と安全性を 確保しながら時代に即した技術力を発揮している。