常務 宇夫方宏武さん
平成23年に震災復興 の取り組みとして創業以来、 被災者を積極的に雇用し、 総合建築業として 型枠工事・土木工事・建築工事 を主体に多種多様な工事を 営んでおります。
今回の現場は、マンション新築工事の基礎掘削現場。施工するのは宮城県の(株)西野総業様。導入の経緯を常務の宇夫方宏武さんに聞いた。「当社は基礎掘削の現場を請け負うことが多いのですが、基礎掘削において効率の良い施工方法はないかと以前より考えていました。そんな時に担当営業からICT油圧ショベルを使用した基礎掘削を提案されました。丁張設置の手間が省け手元作業員も削減できる。その上、安全に図面通りの施工が可能になるとの説明には驚きました。今回の現場は広さが200平米の基礎工事です。この規模だとPC128USiのサイズに悩みましたが、効率の良い施工が実現出来るのなら使ってみようと思い、導入を決意しました。」と教えてくれた。
PC128USiを実際に使用した感想を宇夫方常務に聞いた。「建築基礎の現場の図面は複雑です。従来の施工だと図面を見れる専任の担当者が現場に張り付く必要がありました。PC128USiを導入したことで、すでに設計図面がICT建機に入っているので、担当者がいなくてもオペレータは作業を進められ、図面担当者が付かなくても設計図面通りに施工が出来ました。」と笑顔で教えてくれた。導入による効果について聞くと、「図面担当者だけでなく、丁張設置などの作業員も削減でき、予定していた施工期間も短縮出来ました。結果、工数削減に、経費削減にもつながりました。」と話した。最後に「悩んだサイズ感は実際導入してみると問題なく効果を発揮してくれました。」と教えてくれた。
掲載月:2017年7月