土木部係長 荒川勇さん
森下企業(株) 重機部係長 高井純さん
昭和16年5月 創業。 「環境・人・産業の調和」を目標に、 信頼の実績と確かな技術、 社訓の「創意・工夫・実行」を貫くことで、 多くの施工実績を積み重ねてきた。 ■経営理念■ 次の時代の発展に確固たる 基礎を作りあげていく。 会社の生命を永遠のものにして 次代の礎となろう。
今回の現場は、新潟県南魚沼郡湯沢町の信濃川支流の清津川の河道整備工事。砂防工事の一環で河床の上昇を防ぐ工事だそうだ。施工するのは湯沢町に拠点を置く(株)森下組様。導入の経緯を常務取締役の高野広明さんに聞いた。「当社はかねてより新技術を積極的に取り入れて行きたいと考えておりました。今回はi-Constructionの現場でしたので担当営業よりスマートコンストラクションの説明を聞き、導入を決めました。」と話した。土木部係長の荒川勇さんに導入当時について聞いた。「発注者も私たちも初めてのICT活用工事での施工でしたので、やはり不安はありました。スマートコンストラクションなら3次元測量から出来形までサポートしてくれるので、とても心強かったです。」と教えてくれた。
実際にICT油圧ショベルに乗った感想を森下企業(株)の重機部係長 高井純さんに聞いた。「丁張確認の煩わしさが無くなり、とても楽でした。今までは法面の角度を確認する為に都度、建機から降りて、時には急な斜面を下って上ってと、体力は使いますし、安全にも気を付けていました。」と教えてくれた。また「従来機での法面施工は、経験を積んだ今でも難しいと感じますがICT油圧ショベルでの操作はモニターで正対コンパスを合わせればいいから悩まなくていいし、設計面を掘り過ぎる心配も無いから楽に施工が出来ました。」と話した。荒川係長は「スマートコンストラクションを導入したことで、大幅に工期を短縮することが出来ましたし、ICT油圧ショベルは指定範囲の外に作業機が出ると警報が鳴るので、施工範囲外を通行する作業員との接触も防ぐことが出来、現場全体の安全に繋がりました」と語った。
掲載月:2017年6月
昭和16年5月 創業。 「環境・人・産業の調和」 を目標に、 信頼の実績と確かな技術、 社訓の「創意・工夫・実行」を 貫くことで、 多くの施工実績を 積み重ねてきた。 ■経営理念■ 次の時代の発展に確固たる 基礎を作りあげていく。 会社の生命を永遠のものにして 次代の礎となろう。