監理技術者 川添肇さん
現場代理人 小林宣之さん
唐津に根ざして54年 お客様の満足と真摯な施工を第一に 地域社会の発展に貢献していく これまでの施工技術を生かしながら 最新技術を導入 定期的にセミナーを開催し 未来の技術者へ 私たちの技術を繋げていきたい
今回は福岡県から佐賀県へつながる延長約150キロメートルの西九州自動車道路の工事現場。施工するのは佐賀県唐津市に拠点を置く笠原建設(株)様だ。導入の経緯を監理技術者の川添肇さんに聞いた。「最新技術のスマートコンストラクションのことは担当営業より聞いていましたが、いざ、導入を検討すると不安に思うことが沢山ありました。特にクラウド型プラットフォームのKomConnectの土量計算や把握が出来ると言うことに半信半疑でしたが、今回の現場は掘削や整形など複雑かつ、地盤も岩盤でしたので、工期が少しでも短縮すればよいとの考えと、サポート体制も万全だと聞き、担当営業を信じて、任せてみるかと、スマートコンストクションを導入しました。」と教えてくれた。こちらの現場はICT活用工事として地元からも注目が高く、現場見学会を何度も開催しているそうだ。
導入したPC200iの感想をオペレータに聞いた。「初めてのICT油圧ショベルで法面を整形しましたが、慣れれば簡単でした。ここの法面は勾配が1割から1割2分へ変化していく特殊な形状でしたが、精度の高い仕上げにとても満足です。」と話した。こちらの現場は軟岩で、油圧ショベルのバケットでの整形が困難だった為、PC350にアタッチメントの油圧ブレーカを装着し、ICT建機PC200iで高さを測りながら、施工を進めたそうだ。 現場代理人の小林宣之さんに話を聞いた。 「PC200iで計測しながらPC350のブレーカが荒削りし、その後PC200iが仕上げる事で、岩盤の法面もスピーディーに、精度の高い仕上がりになりましたよ。」と笑顔で教えてくれた。また、「半信半疑だったKomConnectでの土量計算も精度が高くて驚いたよ。」 とも話した。
掲載月:2017年4月
唐津に根ざして54年 お客様の満足と 真摯な施工を第一に 地域社会の発展に 貢献していく これまでの施工技術を 生かしながら 最新技術を導入 定期的にセミナーを開催し 未来の技術者へ 私たちの技術を 繋げていきたい