課長 河添祐作さん
「積水ハウスグループ」の施工部門を 担う建築のスペシャリスト。 総合的な品質管理を行い、 基礎工事・組立工事に関しては 数多くの新技術を開発している会社。
今回の現場は、東京都西東京市の住宅建設に伴う基礎掘削工事。施工するのは東京都の積和建設東東京(株)様。導入の経緯を課長の河添祐作さんに聞いた。「以前からICT建機には興味がありましたが、導入するまでは至っておりませんでした。今回の現場を計画しているときにタイミングよく担当営業から話を聞きました。スマートコンストラクションで現場全体の生産性の向上や精度の高い施工をするICT建機に、0.45m3クラスの油圧ショベルPC128USiがあることを聞き、具体的に導入を考える様になりました。」と教えてくれた。さらに、「今回の現場は現場経験2年のオペレータがおり、熟練のオペレータとのスキルの差を心配していました。ICT建機を導入することで工期の心配がなくなるかもという期待も込めて導入を決めました。」と笑顔で話した。
「一言で表すと工期短縮だね!」と、PC128USiを使った感想を河添課長は教えてくれた。詳しく聞くと、「基礎掘削の前に現場を平らに均す工程がありますが、経験2年のオペレータがICT建機を操作して想像以上のスピードで施工してくれたので、大幅に工期が短縮しました。ICT建機の精度の高さについても説明には聞いていましたが、実際に目の当たりにして驚きました。ICT建機は大きな現場で活躍するイメージを持っていましたが、今回導入したことで、小規模の建築基礎の現場でも活躍する事がわかりましたし、スマートコンストラクションで不要なコストが減りました。」と話した。最後に、「建設業界は人手不足で困っています。そんな人たちには是非ICT建機を活用してもらいたいです。扱い慣れた図面でも間違って施工するケアレスミスがあります。ICT建機ではモニタでも刃先位置が表示されますし、制御機能によって掘り過ぎる事もないのでリスクは軽減されます。次の現場への導入も決めています。」と笑顔で教えてくれた。
掲載月:2017年4月
「積水ハウスグループ」の 施工部門を 担う建築のスペシャリスト。 総合的な品質管理を行い、 基礎工事・組立工事に 関しては 数多くの新技術を 開発している会社。